本日は不妊治療体験記の続きです。
男性不妊が原因で不妊治療を行い、最終的に顕微授精で娘を授かった私たち夫婦の「不妊治療体験記」第38話。
「別に子供は欲しくなかった」
男性不妊治療断念直後に父ちゃんから衝撃の告白を聞かされた私は……
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【不妊治療体験記37】子供なんて欲しくない。男性不妊治療断念直後に夫から告げられた「本当の気持ち」に衝撃を受けた話
「夫婦だから当然同じ考えだ」と思い込んでいた自分を恥じた瞬間…
まさか、まさかでした。
正直耳を疑いました。
父ちゃんの口から
「別に子供は欲しくなかった」
という言葉を聞くことになるなんて……
だって
当然父ちゃんも子供が欲しいんだと思い込んでいたから。
当然父ちゃんも子供が欲しいんだと思い込んでいたから。
だからこそ
治療に積極的に協力してくれているんだと信じて疑わなかったから。
でも、
でも、
これってもしかして
でも、
これってもしかして
そこで必死に記憶を手繰り寄せてみました。
不妊治療を始めた時から現在までの記憶を。
不妊治療を始めた時から現在までの記憶を。
でも
確かに
父ちゃんが「子供欲しい」って言ったことなかった・・・
1度も口にしていなかった・・・
そうだ、
父ちゃんの気持ちもきちんと聞かないで
勝手に思い込んでたなんて。
「自分の気持ち=父ちゃんの気持ち」
だなんて限らないのに……
その瞬間
猛烈に恥ずかしくなりました。
自己中心的だった自分の考えに呆れ果てて。
恥ずかしい気持ちと
情けない気持ちと
なんとも言えない気持ちに襲われました。
それまでは
私たち夫婦は特別な夫婦で
意思疎通なんか当たり前。
一心同体の存在だ
と思い込んでいた節が私にはありました。
と思い込んでいた節が私にはありました。
「傲慢」とも言える自分の考えに
恥ずかしくて消え入りたいと思いました。
つづきます。
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