男性不妊治療をあきらめて高度不妊治療(顕微授精)へ進むことになった私たち

外科的手術では精子が回復出来ず、ホルモン剤での回復に望みをかけた父ちゃん。
手術は成功していたのでホルモン剤を摂取することで回復するとその時点では考えていました。


更にホルモン剤を飲み続けて3ヶ月後、再度精子の回復を確認するために検査を行いました。


が、


検査の結果は




不妊治療36-1




不妊治療36-2



この3ヶ月前先生は「あと1年でどうにかしましょう」とおっしゃいました。
しかしその1年を待たずに3ヶ月経過した時点でこれ以上は無理と判断されました。

3ヶ月ホルモン剤を飲み続けたにもかかわらず、父ちゃんの精子には一向に改善がみられなかったようです。

「このまま続けても自然妊娠できるまで回復できる可能性はほぼない。」

先生はそう判断されたんだと思います。


男性不妊治療を断念すべきとしたもう一つの理由は「私たち夫婦の年齢」だったかもしれません。

治療断念を宣告された時点で私は既に38歳。

高度不妊治療の病院に行ってから知ったんですが、不妊治療による出産率は40歳を境にガクンと落ちるんです

それが統計的に数値でハッキリ現れているのが現実です。
本当にギリギリだったんですよね。

当時はさすがにショックでしたが、ここで見切りを付けてくれた男性不妊専門医院の先生には今では感謝しています。

ここで諦めずに次の段階に進まず男性不妊の治療を続けていたら、娘には一生会うことができなかったかもしれなかったからです。


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