男性不妊が原因で不妊治療を行い、最終的に顕微授精で娘を授かった私たち夫婦の「不妊治療体験記」第26話

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男性不妊専門医院の予約は2か月先までいっぱいでした。
2か月待って受診した検査の結果判明した病名は



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精索静脈瘤とは?




精索というのは管、血管、神経、リンパ管などをおおう3層構造の膜で、いわゆる「パイプカット」はこの部分で行うようです。
この精索の中を通る静脈に静脈瘤ができている病気を精索静脈瘤というそうです。


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精子は熱に弱いので常に静脈血で冷却しているそうですが、静脈瘤ができると血流が阻害されて温度が上昇し、精子に良くない影響を与えます。

その結果男性不妊の原因になるとのこと。



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1人目はすぐに生まれたけど二人目が全然できない。。。



こういった話をよく聞きますが、このいわゆる「二人目不妊」の原因はこの精索静脈瘤であることが多いそうで、

その割合は実に8割!!

2人目不妊で悩んでいるご夫婦は一度男性不妊専門医を訪ねることをお勧めします。


で、父ちゃんはこの精索静脈瘤でした。
これについては手術を行って静脈を取り除くことで回復が見込める可能性があるとのこと。

ちなみに自然治癒はないそうです。
ほっといても治らないよと。

父ちゃんは早速手術の予約をしましたが、

これまた実に4か月後!!!!


男性不妊で悩んでいる方、本当に多いようでした。


そうして手術予約をした訳ですが、その後先生から不穏な発言が。


「静脈瘤は間違いないから手術しましょう。」



でも…







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えええええ!
いったい何!?!

続きます。