男性不妊が原因で不妊治療を行い、最終的に顕微授精で娘を授かった私たち夫婦の「不妊治療体験記」第21話

直前の話はこちら
昔から子供好きで孫が欲しくてしょうがなかった実父。(前話参照
しかし、娘も息子も結婚の予定などなく・・・

不妊治療21_480

期待が裏切られたショックは大きい


私が結婚したのは33歳。
私、一生独身かも?」と自分でも思っていたくらいでした。
婚活して好きでもない男と結婚する気は更々なく、好きな人と出会えないなら一生独身でいいや~とも思っていました。
そんな娘の様子に両親は孫どころか結婚すら諦めモードだったようです。

そして、私の兄は更に状況が深刻。
就職に失敗し、その後も職に恵まれなかったことが原因で心を病み、引きこもりになっていました。

これは絶望的・・・

そんなある日父ちゃんと出会った私がいきなり結婚。
とりあえず娘が嫁に行った安心感と

「これで孫が生まれるかも」

という期待感は膨らむばかり。
結婚してからは「孫はまだか」的な発言は全くしなくなった実父ですが、口には出さないだけで期待していたのは肌で感じました。

そんな中での不妊報告。

一度期待してしまったためにそのショックは数倍にもなったんだと思います。